日本の象徴を組み合わせた贅沢なお菓子!もはや和菓子⁉
抹茶薫る米粉のシフォンケーキ
この記事では日本を代表する飲み物、抹茶を使った米粉のシフォンケーキをご紹介致します。
米粉、抹茶ときたら粒あんこしあん、きな粉、あんバターなど、贅沢な和菓子を連想しちゃいますよね。相性は間違いなく良いのでぜひ色々な食べ方をしてみてください。

米粉抹茶シフォンケーキ
- 抹茶(粉類)を入れるときの注意点、ポイント
- 材料、道具
- 作り方
今回ご紹介するシフォンケーキは抹茶パウダーを入れたシフォンです。
基本的な作り方は一緒ですが、別の粉が入ってくることによってメレンゲが潰れやすくなります。
シフォンケーキはメレンゲが命なので、このメレンゲをいかに潰さないかがポイントになってきます。

別の粉が入ってくるとメレンゲって潰れやすくなるんだぁ!

別の粉が入ってくると別の成分も自動的に入ってきちゃうからね…。
それを解決するために色々な方法や工夫が必要なんだ!
さっそく粉を入れる時のポイント、注意点を勉強していきましょう。
抹茶(粉類)を入れる時の注意点、ポイント
まず、大前提としてメレンゲはとても繊細でもろく壊れやすい卵白の気泡です。
白砂糖(グラニュー糖、上白糖など余計な成分の入っていない精製された砂糖)できめを細かくして泡立ちをよくしたりします。
今回使う抹茶もそうですが、米粉だけではない別の粉が入ることによって色々な成分がメレンゲの泡立ちを阻害します。
今回はどんな成分が阻害をするのかまで明記はしません。(別記事でご紹介致します)
作るタイミングの注意点とポイントを記載しておきます。
注意点、ポイント
抹茶は粉の粒子がかなり細かくとてもダマになりやすいです。
基本としては米粉と一緒に振るって均等に混ぜ合わせますが、この方法だと生地を合わせた時に抹茶の塊が出来がちです。
そうなると、食べたときに味に偏りがあったりその部分だけメレンゲが潰れて生地がうまく膨らまなかったりする原因になります。
では、どうすればいいのか?
豆乳に抹茶を入れて良く混ぜ合わせることで、ダマになる問題は解決できます。
この方法なら粉が水分に溶けて均等に混ざるのでダマが出来ることはありません。
手順は下記の作り方で明記しておきます。
とは言った物のあえて粉を偏らせたり、粉に混ぜて均等に合わせる技術もあるのでやり方はたくさんあります。今回は水分と合わせる方法をご紹介させていただきました。
まとめると…
- 抹茶は振るっただけではダマになりやすい。
- 水分と合わせると溶けてダマにならない
- 合わせ方は色々な作り方がある

色々な作り方があるんだね!水分と合わせるのは慣れてなくても意外と出来そう!

抹茶はもともとお湯で飲むものだからね!水に溶かして生地に混ぜ込むのは理にかなってるんだよ!
それでは実際に抹茶シフォンケーキを作っていきましょう。
材料・道具
生地
- 卵黄 120g
- 素焚糖A 30g
- 米油 30g
- 豆乳 60g
- 抹茶 20g
- 米粉 70g
メレンゲ
- 卵白 280g
- 素焚糖B 90g
- レモン汁 5㏄
道具
- 20cmシフォン型トールサイズ
- ゴムベラ
- キッチンエイドミキサーまたはハンドミキサー
- ホイッパー (上から下までの長さ30cm程のもの)
- ボール直径30cm (生地混ぜる用)
- ボール直径27cm (ハンドミキサー時のメレンゲ用)
作り方
下準備
1,オーブンを180℃で余熱。
2,型の筒部分にオーブンシートを巻いておく。(型から抜く時にきれいに楽に取れます)
3,粉類や砂糖の計量。(粉類は振るっておくとより効率良くできます)
4,卵黄と卵白を分けて置き、卵白は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく。
5.豆乳と抹茶を混ぜ合わせておく。
作り方
1.卵黄に素焚糖Aを入れ溶きほぐし、湯煎にかけながら白っぽくもったりするまでホイッパーで混ぜます。
2.湯煎からはずし、油を少しずつ加えながら混ぜ合わせていきます。
3.豆乳と抹茶が合わさった物も少しずつ混ぜ合わせていきます。
4.米粉を加えて粉っぽさが無くなるまで混ぜ合わせる。
5.別のボールで卵白を軽く溶きほぐし、素焚糖Bを1/3入れてハンドミキサーまたはキッチンエイドで高速回転で回す。
6.残りの素焚糖Bを2,3回に分けて入れメレンゲを仕上げていく。(コシがなく柔らかすぎても、ぼそぼそ過ぎてもだめです。フチの部分がもこもこしてきて、手で混ぜた時に固さがありツノがしっかり立つ位が目安です)
7.4の卵黄生地に、メレンゲを拳大くらい入れて良く混ぜ合わせます。(犠牲生地なので下の方までよく混ぜ合わせてください)
8.残りのメレンゲを2回に分けて混ぜ合わせていきます。ホイッパーでメレンゲを潰さないように下からすくい上げるように混ぜ合わせます。
9.メレンゲの混ぜ残りがないようにゴムベラで下まで綺麗に混ぜます。
10.型に流し入れ、ゴムベラでフチの部分まで生地をコーティングさせます。(仕上がりが綺麗になります)型ごとゆすり生地を平らにしたら180℃のオーブンで32分焼く。
11.焼き上がったらすぐにひっくり返し、瓶などに差して完全に冷ます。冷蔵庫に型ごと入れて1日冷やすと綺麗にはずしやすいです。
12.シフォンナイフで型の外側、底側の生地を剥がす。(筒側にオーブンシート巻きつけていない方は筒側も剥がしてください)
13.お好みの大きさにカットして、フルーツやクリームを添えてお召し上がりください。
アレンジレシピ
抹茶のシフォンケーキアレンジレシピを載せておきます。



